「中央防波堤埋立処分場」見学会と、食品ロスを考えるワークショップ!

公益財団法人東京都環境公社と一般社団法人フードサルベージが主催する『「中央防波堤埋立処分場」見学会と、食品ロスを考えるワークショップ』に参加してきました!

イベントの概要

近年、廃棄物問題や地球温暖化など環境問題に対する関心が高まっています。東京都環境公社はこうした問題への理解を深める機会として、埋立処分場の見学会を実施しています。

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(引用:埋立処分場見学

実際に埋立処分場やゴミの中間処理施設を見学できるほか、バスの搭乗員による詳細な説明や埋立処分場の歴史と現在に関するビデオ鑑賞などもあります。

今回は、一般社団法人フードサルベージによる「食品ロスを考えるワークショップ」も開催されました。

一般社団法人フードサルベージは、『「捨てる」を「救う」に。』をコンセプトに、フードロスの削減に向けて企業・行政・生活者が一体となってアクションができるよう様々な取り組みをしています。

以前、下記の記事でご紹介した「サルベージ・パーティ」がその1つです。

今回は、そうした取り組みの一環として、東京都環境公社の埋立処分場見学会とコラボし、一般の方にフードロスに対する認識を広めるイベントとなります。

イベント当日の様子

食品ロスを考えるワークショップ

最初のプログラムは、一般社団法人フードサルベージによる「食品ロスを考えるワークショップ」です。食品ロスとサルベージ・パーティに関するお話を30分ほど聞き、その後、サルベージ・パーティをイメージしたゲームを行いました。

ゲームの内容は、参加者5~6人でチームを組み、それぞれが持っている食材カードを掛け合わせて、どのような料理を作ることができるか議論するというものです。食材を余らせてしまうとフードロスになる可能性が高いので、各食材を満遍なく使用するのがポイントかなと。

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僕のチームの食材は「ご飯」「納豆」「キャベツ」「トマト缶」「大根」と、肉や魚はありませんでしたが、比較的バランスよく集まりました。また、チームメンバーが僕と友人(男性・学生)以外は主婦の方だったこともあり、次々と料理のアイデアが出てきました笑

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最近、こども食堂でフードロスについてお話をする機会があったのですが、こうしたゲーム要素を取り入れるのは、子供たちも楽しめて良いなと思いました!

埋立処分場に関するビデオ鑑賞

続いて、埋立処分場の移り変わりや現状に関するビデオを鑑賞しました。
まず驚いたのは、この20年間におけるゴミ処理技術の大幅な進歩です。

平成6年頃は生ゴミ不燃ゴミがそのまま捨てられており、埋立処分場がすぐに埋まってしまったり、大量の虫が湧くなど様々な問題点がありました。しかし、約20年経った現在は、中間処理施設を導入し、埋立作業や環境への悪影響がないよう焼却・破砕などの工程を導入しています。

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ゴミ処理以外の取り組みも進んでいます。例えば、ゴミから発生するガスをガスタービンで電力に変換したり、処理施設に太陽光発電を導入するなど、システム全体でエネルギー・資源を最大限に有効活用する工夫がされています。

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こうした活動の成果もあり、ゴミの埋立処分量は年々減少しています。

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しかし、このゴミの埋立を行うために、元々は海であった場所に処分場を建設し、一杯になったらまた移り替えることを繰り返しています。土地は有限であり、環境への影響も考えると、いつまでもこの状態を続けるわけにはいかないでしょう。

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今以上に廃棄物の量を削減するためにはどうすればいいか?

今後の課題は、リサイクル(Rycycle)の前段階として、リデュース(Reduce)・リユース(Reuse)をいかに推進していくことだと改めて分かりました。

中央防波堤埋立処分場の見学

最後に中央防波堤埋立処分場をバスで見学しました(良い写真が撮れてない…)。

中間処理施設には大量のゴミが運び込まれ、ゴミの種類ごとに処理を行っています。車内から見学したのですが、作業員の方は特製のマスクをしており、かなりハードな現場だと感じました…

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中央防波堤埋立処分場に入ると、景色がいっぺんと変わります。野草が生い茂っており、周囲は主要な建物や海で囲まれています。ゴミの匂いもしなかったので、処分場にいるとは全く感じませんでした。

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小学生の頃に社会科見学で夢の島に行ったのですが、当時と比べると、すごい進歩しているんだなと改めて感じますね。

非常に貴重な機会なので、みなさんもぜひ一度行ってみてください!

イベント後の感想

日本の技術力の高さや社会課題に対する姿勢を改めて感じるとともに、自身の活動の意義を再確認する機会となりました。

フードロス問題の現状や改善に向けた取り組みについて色々と調べていましたが、上記でも述べたように、やはり日本はリサイクルの観点では進んでいるなと。
一方で、埋立処分場の建設は持続可能な行為ではないため、引き続き廃棄物を削減する動きは必要だと思います。特にリデュース、リユースのアプローチですね。

日本は課題先進国であると言われますが、廃棄物問題に関しても同様で、この問題を改善していくために培った技術やシステムは積極的に海外に展開していくべきです。と思ったら、既に取り組み始めていました笑

東京23区、ごみ焼却技術をアジア輸出 環境対策などでコンサルも :日本経済新聞

僕自身もより広い視点で問題に取り組めよう努めていきたいと思います!

参考情報)
https://www.kankyo.metro.tokyo.jp/resource/attachement/japanesepamphlet.pdf